「ホームページ制作に補助金が使えるって本当?」
「補助金を調べるおすすめのサイトは?」
本記事では、Web制作で利用できる補助金の一覧から、調べ方、利用上の注意点などをまとめてご紹介します。
- Web制作で利用できる補助金一覧
- Web制作で利用できる補助金を探せる検索サイト3選!
- 補助金を利用する上での注意点は?
Web制作で利用できる補助金一覧
補助金は、国の政策や地方自治体が実施するものなどたくさんあります。
その中から、ホームページなどWeb制作で活用できる補助金をご紹介します。
- IT導入補助金
- 小規模事業者持続化給付金
- ものづくり補助金
- 事業再構築補助金
- 地方自治体の補助金
一つずつご紹介しますので、ご自身が活用できる補助金があるかを、ぜひチェックしてみてください。
IT導入補助金
「IT導入補助金」とは、業務効率化や売上アップなど、生産性向上のためのITツール導入費用を支援してくれる補助金です。
■対象者■
- 中小企業・小規模事業者など
■補助額■
- 通常枠(A類・B類):補助率1/2(上限450万)
- デジタル化基盤導入枠:補助率3/4、2/3(上限350万)
小規模事業者持続化給付金
「小規模事業者持続化補助金」とは、小規模事業者に対して販路開拓の拡大や生産性向上の取り組みを支援する制度です。
■対象者■(以下の小規模事業者)
- 商業・サービス業:常時使用する従業員の数 5人以下
- 宿泊業・娯楽業:常時使用する従業員の数 20人以下
- 製造業その他:常時使用する従業員の数 20人以下
※医師、歯科医師、助産師、共同組合、一般社団法人、公益財団法人、医療・宗教法人などは対象外となります。
■補助額■
- 補助対象経費の1/4
詳細はこちらでご確認してください。
ものづくり補助金
「ものづくり補助金」は、中小企業・個人事業主などが事業向上のために、改善などの支援をしてくれる補助金です。
■対象者■
- 中小企業・小規模事業者など
■補助額■
- 通常枠:補助率1/2(上限750万)
- 回復型賃上げ・雇用拡大枠:補助率2/3(上限1,000万)
- デジタル枠:補助率2/3(上限1,250万)
事業再構築補助金
「事業再構築補助金」とは、Withコロナ時代の新規事業の開始・業態転換サポートするために補助金です。
■対象者■
- 大企業以外の事業再構築を行う事業者(中小企業者・中堅企業者など)
■補助額■
【通常枠】(100万~8,000万)
- 中小企業者など:補助率2/3、売上高6,000万円~1/2
- 中堅企業など:補助率1/2、売上高4,000万円~1/3
【大規模賃金引上枠】(8,000万円~1億円)
- 中小企業者など:補助率2/3、売上高6,000万円~1/2
- 中堅企業など:補助率1/2、売上高4,000万円~1/3
【回復・再生応援枠】(100万~1,500万)
- 中小企業者など:補助率3/4
- 中堅企業など:補助率2/3
地方自治体の補助金
上記以外でも、地方自治体によってweb制作にかかる費用を支援する補助金があります。
その中の、一部をご紹介します。
- 東京都江東区:ホームページ作成費補助(上限50万円)
- 大阪府吹田市:中小企業ホームページ等作成事業補助金(上限20万円)
- 愛知県春日井市:小規模事業者ホームページ作成支援事業(上限10万円)
など、自治体によってさまざまな補助金制度があります。
ご自身がお住いの、自治体のホームページをチェックしてみましょう。
Web制作で利用できる補助金を探せる検索サイト3選!
補助金・助成金は数千種類あるので、全てを把握するのはとても困難です。
せっかくの支援制度があっても活用しないと意味がありません。そこでオススメするのが、検索サイトです。 次に、一押しの検索サイトをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
J-Net21
出典:J-Net21
「J-Net21」は、中小企業経営者の課題解決をサポートする、ビジネス支援サイトになります。
キーワード別に検索することができ、補助金・助成金などの支援情報が簡単に分かります。また、補助金以外にもセミナーやイベントの情報なども一緒にチェックすることができるので、便利で使いやすいところがオススメです。
ミラサポplus
出典:ミラサポplus
「ミラサポplus」は、中小企業や小規模事業者に補助金・助成金などのサポートを目的とした国の支援サイトです。
トップ画面からすぐに支援制度の検索ページがあり、とても簡単で使いやすいのが特徴。また、サポートがある支援機関や事業者を探すことができるので、相談したいことがあるときにも活用できます。
補助金ポータル
出典:補助金ポータル
「補助金ポータル」は月間100万人が利用する、国内最大級の補助金・助成金の情報サイトです。
データーベースの中から、都道府県・市区町村・目的別に検索することができるので簡単!また、専門家とのマッチングサービスで相談や調査など無料で利用できたり、コラム配信では最新情報が分かります。
補助金を利用する上での注意点は?
補助金を利用するうえで、前もって注意点を知っておくことは大切です。
注意点は以下の3点。
- 採択されない場合がある
- 事前準備を怠らない
- 実績報告後に支給される
では、一つずつ詳しく解説しますので、確認しておきましょう。
採択されない場合がある
補助金は申請したからといって、必ずしも受給できるとは限りません。
例えば、補助金の予算額が決まっている場合、募集枠に対して応募数が多いと採択率が変わるので受給できないことも。また、条件や施策などの厳しい審査に通る必要があります。
もし、ご自身で申請するのが不安な方は、申請サポートをしてくれる専門家に依頼することをおすすめします。
事前準備を怠らない
申請するためには、いくつかの書類が必要となります。
特に「事業計画書」は、採択の選考には重要な書類であり、具体的な施策内容の記載をしなければなりません。また、計画書通りに取り組むためには、社内の体制づくりやスケジュール管理なども重要です。
実績報告後に支給される
補助金の支給は、実績報告書を提出してからとなります。
ですから、まずは先に資金の準備をしておかなければなりません。もし、困難な場合は金融機関などから融資を受けるなど、無理のないような資金繰りを考えましょう。
まとめ
今回は、Web制作で利用できる補助金、 検索サイトや利用上の注意点をご紹介しました。
補助金は基本的に返済義務がないので、受給できると資金面で助かります。ただ、申請には時間や労力がかかり大変かもしれません。申請に不安な方は、代行サービスなどの利用をおすすめします。
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