建仁寺の阿吽の龍の迫力に圧倒される  「龍をたずねて_」シリーズⅡ・建仁寺

私が、京都の寺院の中で、訪ねた回数が一番多いのが建仁寺のように思う。それは、なんと言っても「龍」の絵に魅せられたことが大きい。5年前に完成した法堂の天井画の「双龍図」はもちろんだが、方丈の襖に描かれた「雲龍図」は、観る者を威圧する迫力がある。 It seems that I visited Kennin-ji the most among the temples in Kyoto. I s...

水をつかさどる神 “龍” の存在。 「龍をたずねて―」シリーズⅠ

禅寺系のお寺を訪ねると龍の絵画をよく目にする。それは襖や壁、そして天井などに描かれている。それらを観るのが楽しみのひとつになっている。そもそも龍は、仏教を護る八部衆のひとつで、"水をつかさどる神"として中国から伝わってきた架空神仏である。水の神仏として火から家を護る象徴になっている。さらに、中国では、松が龍に例えられ天に昇る意味から繁栄の象徴ともいわれている。だから、お寺の三門や家の門等にも松が...

寒風の中、北野天満宮に初春の風物詩。 京・春の散策シリーズⅦ  -北野天満宮-

上七軒歌舞練場を後に、西へ歩くこと数分のころに北野天満宮がある。ご存知の通り、主祭神は藤原道真公で学問の神として受験生の信仰聖地である。また、北野天満宮といえば「梅」が有名。道真公が梅をこよなく愛したことから、天満宮といえば梅を連想させる。太宰府に向け出発する際、自宅の庭にあった梅に寄せ、「東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな」という和歌を詠んだことは有名である。現在、境...