先週末、仏画曼荼羅アートの神戸教室では、李白の白鷺鷥の漢詩と地蔵菩薩を合わせた課題がスタートした。まだ慣れない墨で描く菩薩に躊躇しながらも筆はスムーズに動いていた。
いつもどおりスタート前は般若心経の読誦と呼吸法を行う。そして前月の課題を皆さんが披ろうする。どんな作品が仕上がっているのか、毎回、私も楽しみにしている。
前月の課題が、伊藤若冲が描いた国宝指定の「釈迦三尊像の“釈迦如来坐像”」。これを模写することが課題だった。細密な仏画を模写することで技術向上につながればと思っていた。しかしながら法衣の柄や模様が消え分かりにくくになっているところも多いので、そこは独自で創作するようにと指示をしていた。
広げて見せていただいたのが、これ(写真)。一人の方は、釈迦像の上に「慈恵」という文字を入れていた。共に驚きの出来映え。大変だったと想像はつくが、喋る口調は実に楽しそう。模写ではあるが、りっぱな作品である。作品づくりを楽しんでいるのが何よりも嬉しい。次月もまた、菩薩と李白の詩がどう絡み合っているのかが楽しみだ。

リポート&写真/ 渡邉雄二
作品/ 神戸教室の皆さん

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