「補助金の仕訳ってどうするの?」
「受給のタイミングによって違うの?」
「なんか、よく分からない」
などと、悩まれる方はたくさんいらっしゃいます。
補助金などを活用されている事業者の方は多いですが、申請内容や会計処理などにハードルを高く感じているかもしれません。
本記事では、
- 補助金の仕訳け方法
- 消費税返還について
- 会計処理の注意
などのポイントを分かりやすく解説します。
本記事を読むことで、ややこしい補助金の仕訳について理解が深まります。
ぜひ、最後まで読んでください。
補助金の仕訳はどうする?

仕訳の方法は「単式簿記」と「複式簿記」の2種類あります。「単式簿記」は家計簿のように収支のみを記載する方法です。一方で「複式簿記」は「借方」と「貸方」という概念を用いて帳簿をつけます。補助金の仕訳は基本的に「複式簿記」が活用されています。
補助金の主な仕訳の内容は次の3つです。それぞれ確認していきましょう。
「雑収入」として仕訳する
補助金は本業の売上ではないので、「雑収入」となります。
例えば、100万円の補助金を受給した場合の仕訳は以下のようになります。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
| 預金 | 100万円 | 雑収入 | 100万円 |
原則的な収入計上時期の仕訳例
補助金は「交付決定通知」が行われた日の事業年度で「雑収入」として計上します。
例えば、第3期中に補助金申請をして、第4期に100万円の交付が確定した場合は、第4期の計上となります。
【第4期の仕訳】
| 現金預金 | 100万円 |
| 雑収入 | 100万円 |
例外的な収入計上時期の仕訳例
経費の支払いと補助金の支給確定の期が異なる場合は、「未収入金」として計上します。
仕訳は以下のようになります。
【第3期の仕訳】
| 経費 | 50万円 | 現金預金 | 50万円 |
| 未収入金 | 50万円 | 雑収入 | 50万円 |
【第4期の仕訳】
| 現金預金 | 50万円 |
| 未収入金 | 50万円 |
補助金を会計処理するタイミングは?

補助金は、申請時から受給するまでに時間を要しますので、決算をまたぐこともあります。
次に補助金の会計を処理するタイミングを確認していきましょう。
申請時
補助金の受給が確定する前なので、申請時点での仕訳は行いません。
確定時
補助金の給付確定後で、受給まで期間がある場合は「未収入金」として仕訳します。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
| 未収入金 | 100万円 | 雑収入 | 100万円 |
受給時
確定時に未収入金を計上していた場合は、受給時に「預金」として仕訳します。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
| 預金 | 100万円 | 未収入金 | 100万円 |
返還時
返還時には、雑収入を取り消します。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
| 雑収入 | 100万円 | 預金 | 100万円 |
補助金を会計処理するときの注意点は?
補助金の会計処理をする際には、注意が必要なときがあります。
それぞれ、どうするべきかを以下の点をチェックしておきましょう。
決算期を跨ぐ場合
補助金の仕訳をするのは、基本的に給付確定後となります。ただ、先ほど会計処理のタイミングでお伝えしたように、受給まで期間があり、決算期をまたいでしまう場合は「未収入金」とします。
決算期をまたいでしまう場合の仕訳は以下のようになります。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
| 未収入金 | 100万円 | 雑収入 | 100万円 |
そして、受給後には以下の仕訳とします。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
| 預金 | 100万円 | 未収入金 | 100万円 |
「未収入金」とは、営業活動以外の取引で発生した債権のことです。したがって、売掛金ではなく「未収入金」として扱われます。また、「未収入金」は代金の回収がは1年以内とされています。
このように、決算期をまたぐ場合には、仕訳の計上が異なりますので注意しておきましょう。
法人税は課税対象になる
基本的に補助金などの消費税は非課税となっておりますが、法人税は課税の対象となります。補助金は、「資産の譲渡等の対価に該当しないこと」と国で定められています。ただ、「経費補助金」と「施設補助金」は法人税がかかるので注意しておきましょう。
まとめ
今回は、補助金の仕訳け方法から会計処理の注意点などを解説しました。補助金は、種類もたくさんあり仕訳方法もさまざまです。だからこそ少しでも理解していると、いざというときに役立つでしょう。しかし、複雑な内容も少なくないので、困ったときは専門家などに相談するのもオススメです。
弊社アスライトでは、補助金・助成金などの相談を承っております。
面倒な書類作成から申請代行サービスまで全てお任せください。
まずは、お気軽にお問い合わせをお待ちしております。

受給可能か無料診断してみる!
- 補助金・助成金の受給可能な金額を知ることができます。(年間1社平均300万円受給しています。)アスライトでは約1000万円受給しています。
- 返済不要の資金調達が可能です。(全てが雑収入になり、利益になる)
- 専門家に任せることで、自社の仕事に集中でき、申請から受給までトータルサポートします。(ほぼ丸投げが可能)





