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日本伝統文化

昨日、祇園祭を見に行ってきた。通常なら7月17日は、前祭りの山鉾巡行の日。しかしながら、新型コロナウィルスで昨年、今年は中止。その代わりに山鉾町の代表者が徒歩で八坂神社の四条御旅所を目指し「拝礼行列」を行った。 通常17日は、山鉾巡行のあとすぐに山鉾は解体され後祭りにつなげていくのだが、今年はこの日、車輪とタペストリーが外され、翌日の18日に一斉に山鉾が解体されていく。その山鉾の骨組みがむ...
刺繍打敷の工房で、日本刺繍の製作現場を見せていただいた。お寺でよく見かける、卓の天板の下にはさむ敷物。この敷物の修復している、京都ならではの工房、和光舎の三条店におじゃました。 大きなモノはパーツごとに刺し、それを一枚の厚めの布地にまとめる。写真のものがそうである。同工房は修復がメイン、長年使うと糸が擦れ切れてしまうのでお寺からの修復の依頼が多い。たまに祇園祭や時代祭りなどの刺繍美術品など...
東寺の蓮池のほとりに柳の木がある。平安時代の能書家 小野道風の逸話に、蛙が柳に飛びつこうと何度も繰り返す。このひたむきの蛙の努力を見ていると、努力すれば運も味方する、という話がある。 小野道風が「柳」と「蛙」を結びつけたことにより、その後、柳と蛙が一対で俳句や川柳にもよく登場する。そこに初夏の寺院の風物詩である「蓮」が池を彩る。そんな風景が、寺院の静寂とよくマッチする。 「柳...
昨日、白沙村荘(はくさそんそう)橋本関雪記念美術館と文人煎茶・一茶庵共催の煎茶会が行われ、手伝人として参加した。梅雨晴れの日曜日、午後1時30分から4時まで美術館と存古楼(ぞんころう)に分かれ2席行われた。 美術館では、大正7年に描かれた関雪の名作といわれる「木蘭(ムーラン)」をガラスケースから取り出し、関雪のお孫さんにあたる橋本家御当主橋本眞次氏が “関雪の世界” を朗々と披ろう。そして...
何百年続く"のれん"や"かんばん"は重いだろうなぁ〜!この重いモノを外さず守るのは並大抵のことではない。守り発展させるのは、人の力と知恵があってのこと。 そんな老舗は全国でも数えきれないほど存在する。時代が変わったので、私の世代で終わる、という老舗店主の話もよく聞く。京都で代々伝わってきた老舗は、そう簡単に暖簾をおろすことはできない。 そんな老舗の経営者の苦労を耳にする。苦労を重ね、...
最近、漫画やアニメーション、ゲームなど新しい時代の時代劇が映画化され、若い人たちにも人気を博している。時代劇の復活として、年齢を問わず時代劇ファンは嬉しい。しかしながら、昭和に馴染んだ世代の者(私)には、いまの時代劇には少々馴染めないのも事実。馴染めない一番の理由は、やはり「時代背景」にある。いまの時代劇は、時代背景はさほど重要ではない。見せる観点が違うからだ。やはり、時代感覚の違いだろう。いま...
七夕は、7月7日。ご存知のように、すべての暦(こよみ)は新暦で行われている。その昔、旧暦で行われていた歳時や祭り事は、いまの新暦でいうと当然ながら季節のズレが生ずる。自然の摂理に基づいて行われていた事が、新暦に準ずると違和感が生じる。そういう違和感をもつ祭り事の中で七夕もそうである。新暦では7月7日であるが、旧暦にあてはめると通年8月10日前後となる。 いつもは8月10日前後に夜空を眺める...
懐かしい雑誌を手にした。ご存じだろうか、「PHP」。1947年に創刊された本である。数十年前は多くのサラリーマンや経営者の愛読書として人気を博していた、B6版の雑誌である。その雑誌の発行元であるPHP研究所は、“人類のよりよき未来のために”という願いのもと、昭和21年、松下幸之助氏の深い宗教心によって創設された機関である。PHPとは、『Peace and Happiness through Pr...
6月の下旬に緊急事態宣言が解除され、仏画曼荼羅アート教室は再開している。そのスタートが、第一回目の開講が延び延びになっていた佛日寺教室を皮切りに、神戸、そして先週末、泉佐野が開講した。 その泉佐野教室では、この春から学習センター内の1階のメインのショーケースで生徒さんの作品が展示されている。休講で月に一度の入れ替えができてなく、今回やっと、別の生徒さんの作品を展示。小さいスペースながら、多...
兵庫県は緊急事態宣言が解除され、まん延防止等重点措置に切り替わり新型コロナウィルス対策がとられる中、数カ月ぶりに神戸三宮に行った。まん防期間中にも関わらず、日曜日の午後の賑わいはコロナ前とさほど変わらない。コロナウィルス感染者数は少しずつ増えているというのに、我々のウィズコロナ生活は終わりを告げ、ウィズアウトコロナ生活が勝手にスタートしている感覚が街に蔓延している。街も人も事も、アフターコロナへ...